【創立1963年】生産自動化設備・自動組立機・メカトロニクス・技術教育実習機器の設計開発製作

スタッフコラム【地震予知情報】九州・中国・四国地方の地震発生に注意

 

2025年2月から九州地方に出ている地震予兆データについて

掲載:2025.04.12 

現在、九州地方を中心に中国・四国地方にかけて、M7クラス後半の地震が発生する可能性が平常時に比べて高まっており、地震予知情報サイト「ゆれくるん」* にて注意情報を発表中です。

弊社では長らく、「電磁波ノイズによる地震予知研究」をしており、大きな地震が発生するかもしれない異常な前兆データが見られた際には、臨時メールを配信しております。


弊社が全国に設置している観測装置の内「大分別府観測点」の地震前兆データが今年2月に急変(減衰)してから、九州地方に大規模地震の予知情報発信を続けておりますが、現時点で対象と思われる地震は発生しておらず、地震前兆データはほぼ収束状態となっています。

前兆データが収束しているという状態は、一見して危険が去ったかのように思われますが、実はむしろ発生確率が高い状態なのです。

大規模な地震になればなるほど「異常な前兆データがリバウンドを何度も繰り返し」、その後一気にデータが収束して「凪(なぎ)の状態」がしばらく続き、その最中に地震が発生する傾向にあります。

よって現時点では大きな地震が発生する可能性が高い状態が続いていると言えます。

また今回の前兆データは、昨年(2024年)8月8に日向灘で発生したM7.1地震の時と前兆データの形状がよく似ており、さらにそのデータの大きさ(総量)を比較すると倍以上となっていることから、その地震規模は「M7クラス後半」になる可能性が高いと思われます。
九州、山口、愛媛等にお住まいの方は、引き続き十分にご注意ください。

なお、「大分別府観測点」の他にも「熊本宇城観測点」「佐賀観測点」、中国・四国地方の観測点の前兆データに動きが見られますが、詳細は地震予知情報配信サービス「ゆれくるん」公式Webサイトに掲載中ですので、ご興味のある方はご参照ください。



皆様もどうぞ、日頃からの防災意識・地震への備えを、心よりお願いいたします。

スタッフ:YK