地震予知研究逆ラジオによる地震予知
――自宅で出来る 地震予知――
高精度逆ラジオによる自然界電磁波ノイズ検出ネットワーク
電磁波ノイズ観測システム「逆ラジオ」
電磁波による地震予知研究を本格始動するにあたって、当社を含む異業種交流グループでは、自然界電磁波ノイズを自動分離検出する「逆ラジオ」装置を独自開発し、2001年に特許を取得しました。 電磁波ノイズの検知・解析装置(特許第3188609号、特許第5379373号に基づく海外特許多数)
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写真左の逆ラジオが検出したノイズのパルス出力を右側のコントローラのD-SUB端子で受信・計数します。
逆ラジオをコンピュータなど他の装置のノイズから遠ざけるために長いケーブルが付属しています。
コントローラは毎日計数したデータを自動メールで予知情報センターに送信します。
逆ラジオの検出したノイズデータのグラフはコントローラの画面と共に、同じLANに接続した手元のコンピュータでいつでも見られます。
逆ラジオ観測装置RR-3000の構成
- 逆ラジオ本体 1台
- コントローラ 1台
- 専用ケーブル 1本(5m)
- 電源ユニット 1個
- LANケーブル 1本(1.5m)
逆ラジオ観測装置の仕様
◆逆ラジオ 本体
- 基本受信周波数:850kHz
- 位相操作による放送信号キャンセル回路付きパルスノイズ受信方式
- 電源:コントローラの電源による(逆ラジオとコントローラ間は5m専用ケーブルで接続)
逆ラジオの特長
- 普通のラジオ周波数帯でノイズだけを自動分離検出
- 検出したノイズは時刻と数を全て自動記録
- 365日、24時間連続観測
- 機械に詳しくない人でも簡単に使える
- 一般家庭内にでも自由に設置できる
- 観測システムの低コスト化を実現
- 画面を見て大地震発生の可能性がいつでもわかるなど、使いやすさの面でも他に例を見ない
資料ダウンロード
逆ラジオ PC-LESSタイプ 取扱説明書(PDF: 629KB)
逆ラジオの機能
次の図で、AM波帯では高周波搬送波を音声信号で変調して電波として放送します(図A)が、これに地電流に起因するパルスノイズが混入することがあります(図B)。
図Cのように、これをラジオで受信して通常のとおり検波・低周波増幅して音声信号を再生しますと、この音声信号には、高周波パルスノイズは殆ど含まれないので、雷が鳴ってもあまりガリガリいいません。
これに対し、高周波信号をそのまま検波・高周波増幅したものは、そのエンベロープは音声信号と同形ですが高周波パルスノイズがそのまま残っています。
この波形と音声波形との差を取ると、図Dのように 大部分がキャンセルされて、高周波パルスノイズだけが顕著に残るので、このパルスノイズの数を計数します。
音声信号をきれいに出す通常のラジオに対し、逆にノイズばかりを出力するので「逆ラジオ」と名付けました。